ダイエット　停滞期

ダイエットは始めだして数週間も過ぎると、そのころまで楽しくなるほど減り続けていた体重が、突然減らなくなってしまう時期が来るのですが、これはダイエットの停滞期なのです。体重計とにらめっこをしながら一口の水をためらう苦しいダイエットの日々は、ダイエット（一生継続できる方法で行わないと、一時的には成功したように思っても、結局は失敗するようです）を経験された方は解ると思いますが、停滞期はダイエット中で最も難関な時期と言われています。

このダイエットの停滞期中は、精神的に落ち着かなくなって焦りやすいため、ダイエットをあきらめて逆にどんどん食べてしまうようなことも起きやすく、要注意（頻繁に受けていると、信用を失いかねません）な時期だという事が出来るはずです。誰しもダイエット中は好きな食べ物を我慢したり、摂取カロリーをせっせと計算したりするでしょうから、その努力の結果が現れないとしたら、こんな辛い事はないでしょう。

何故、ダイエットの停滞期は訪れてしまうのでしょうか。人間の身体は、突然摂り込まれる熱量が減少すると、そのとき蓄えられている体脂肪を燃やしてエネルギーにしようとします。この時期がダイエット開始後数週間の、体重が減る楽しい時期です。そんな時期も開始から3週間もたつと、身体が少しずつにその状態に慣れていくのです。それからは身体が飢餓状態になるのですが、これがダイエット停滞期なのです。十分な栄養が摂り込めなくなって、身体が生命維持のためにエネルギーを使いすぎないようにし始めます。

結果的に、減らした段階のカロリーでやりくり出来てしまう様な身体になります。そのため、特に身体を動かさなくても消費されるカロリーである基礎代謝量が減少し、脂肪（悪者扱いされがちですが、体にとってはなくてはならないものです）の燃焼が行われにくくなって、ダイエット（適切な方法で行わないと、リバウンドしてしまって、かえって太ってしまいます）の成果が現れなくなるのです。

面白いぐらいに痩せていく理由を考えてみると、これ、体を痩せさせるという目的で体のメカニズムを合理的に研究したダイエットだからなんです。どうして痩せるのか、なぜ痩せることができないのかという身体の仕組みをきちんと学んで、痩せやすい身体になることで、無理な食事規制をしたり、激しい運動をしたりすることなく、どんどん痩せることができるんです。

この夢のようなダイエット法を「意思が弱くてもキレイに痩せるダイエット」と言います。 たまに、すごく良く食べているのに全然太らない人っていますよね。貴姉の周りにもいませんか。昔から痩せの大食いという用語があるように、一杯食べてるのに太らない人って、実際にいるんです。

これは、代謝が高く痩せやすい体質の人なんですね。「意思が弱くてもキレイに痩せるダイエット」では、食事法を変えることで、きれいに痩せる体質に変えていきます。要するに食べても太らないという体質に変われるんです。そしてこのダイエット法のすごいところは、どんどん痩せるだけでなく、リバウンドすることがないということなんです。ダイエットの必要のない生活。それが「意思が弱くてもキレイに痩せるダイエット」で叶います。